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核融合発電の優位性〜燃えかす編〜

前回、核融合発電の資源重水素リチウムですと説明しました。さて、の中で核融合反応の結果生成されるものは、今度は「ヘリウム」です。この生成物をここでは「燃えかす」と呼ばせてもらいます。ヘリウムは全く無害な気体です。大気に放出しても、軽い気体なので、ゆっくりと宇宙の彼方に遠ざかっていきます。地球環境になにも影響を与えないのです。

☆火力発電では、化学反応で二酸化炭素が生成されます。これは温室効果ガスであり、現在、地下への貯蔵も検討されています。一方、原子力発電では、核分裂反応で生成される物質が強い放射性を持つため、長期間の地下貯蔵が必要となります。核融合発電では、このような地下貯蔵を考えないといけないような燃えかすが発生しないのです。

☆廃棄物には、燃えかすの他に、設備から出てくる二次的な廃棄物があります。核融合発電の場合は、放射化した金属の廃棄物(すべてが低レベル放射性廃棄物)が発生します。ですが、これらは廃炉後一定期間保管し、放射能が弱くなったのちに、リサイクルする計画です。放射化しにくい特殊な金属を使うので、捨てるのはもったいないです。(詳しくは以前の記事を参照ください。)