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中国の核融合発電開発に対する意気込み

中国日報(CHINA DAILY)5月26日付けに核融合発電についての記事がありました。(英語の記事なので訳してみました。)日本政府の発言に核融合発電の話題が全く出てこないことに疑問を感じながら、ここに記しておきます。

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中国は、新しい主要電力源となりうる核融合発電の有望な型(訳注:磁場閉じ込め方式核融合発電を指すのでしょう)に向けた研究開発を行なうために、2,000人の熟練した専門家を養成することを計画している。

「これらの科学者や技術者は、今後10年間、磁場閉じ込め方式核融合発電についての国の研究を先導しながら経験を積んでいく」と科学技術省。

「中国は、フランスで建設中の国際熱核融合実験炉(ITER)に、より多くの有能な研究者を派遣するつもりだ」と科学技術次官Cao Jianlinは述べた。
(中略)
4月に国が発表した指針では、磁場閉じ込め方式核融合発電に関係する修士課程の学生の入学者数を拡大すること、そして少なくとも200人の博士課程の学生に研究支援を行なうことを提言している。

(本文はこちら↓)
http://www.chinadaily.com.cn/cndy/2011-05/26/content_12580702.htm

【解説】核融合発電の方式には、磁場閉じ込め方式と慣性閉じ込め方式の2つが考えられています。また磁場閉じ込め方式は、電磁石の形によって、ヘリカル型、トカマク型、ミラー型などに分類されます。ITERは、国際協力でフランスに建設中のトカマク型磁場閉じ込め方式の実験装置。核融合反応による長時間エネルギー発生を実証します。ITERの経験をもとに、その後各国が、核融合発電所を建設していきます。