コロナループの写真(TRACEのHP (外部リンク) より) 英国のシェフィード大学の研究者が、太陽の表面のコロナの動きを科学的に音楽に変換して、大学のホームページ (外部リンク) に公開しました。たったの6秒間ですが、だまされたと思って聞いてみてください。太陽だけあって神々しさを感じる音楽です。自然現象を音楽で表現するというのは、なかなか面白いです。 太陽の表面は6000度というのは知られていますが、表面から噴出しているコロナは100万度にも達する プラズマ です。あるときは数10万キロメートル(地球の直径の10倍以上)も吹き出ることもあります。写真を見て分かるように噴出したコロナはループを描いて表面に戻っています。これは 磁力線にプラズマが巻き付く性質 があるからです。 核融合発電 のことを「地上の太陽」というキャチフレーズで呼ぶことがありますが、太陽のスケールはあまりにも大きいので、「地上の太陽」はちょっと大げさな気もしてきます。
海水が原料となる核融合発電は、持続可能なエネルギー源として、今地球の抱えている色々な問題を解決してくれるはずです。そんな核融合発電について解説します。 水色の文字は、サイト内の関連記事にリンクしています(外部リンクと表示のない限り) このサイトでは、主に「磁場閉じ込め核融合」を扱っていますので、「レーザー(慣性閉じ込め)核融合」とは技術的に異なる点があります。ご注意ください。