☆前回、プラズマの説明をさせていただきましたが、もう少し核融合との関係を説明させていただきます。普通の気体は、「原子核」の周りを「電子」が覆っています。核融合反応を起こすために、原子核どうしを衝突させたいのですが、電子が邪魔をしてしまいます。だから電子が剥ぎ取られ(専門的には『電離している』と言います)、原子核が自由に動き回っている「プラズマ」という状態が大変都合が良いわけです。
☆上の絵のように飛び回っている原子核が衝突すると、ある確率で核融合反応が起こります。その確率を高くするには、衝突するときの速さを大きくする必要があります。だいたい1秒間に1000キロメートルの速さにしなければ反応が起こりません。そんな高速にするために必要なことが、温度を高くするということで、最終的に1億度の温度が必要となります。
☆核融合発電を行うために『1億度のプラズマ』が必要な理由が、これでイメージしていただけたでしょうか。
☆上の絵のように飛び回っている原子核が衝突すると、ある確率で核融合反応が起こります。その確率を高くするには、衝突するときの速さを大きくする必要があります。だいたい1秒間に1000キロメートルの速さにしなければ反応が起こりません。そんな高速にするために必要なことが、温度を高くするということで、最終的に1億度の温度が必要となります。
☆核融合発電を行うために『1億度のプラズマ』が必要な理由が、これでイメージしていただけたでしょうか。
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