☆さてプラズマってなんでしょうか。プラズマと聞いてすぐに思いつくのが『プラズマテレビ』です。専門家はプラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)と呼んでいます。このテレビは赤、緑、青色の1mmに満たない小さい蛍光灯を並べて、それらを光らせています。ここでは「蛍光灯」=「プラズマ」と考えてもらって結構です。プラズマというのは、普通の気体では原子核の周りを電子が覆っているのに対して、 下の絵のように原子核と電子が離れて別々に勝手に動き回っている状態をいいます。この状態は温度が高いと起こります。ということは「蛍光灯」も温度が高いことになります。実はその温度は1万度。「触っても火傷しないの?」という疑問がわきますよね。ところが1万度になっているのは、薄い、ほとんど真空に近い(アルゴン+微量の水銀)の気体です。温度が高くても、その気体が薄いと、触ってもその熱さを思ったほど感じないのです。
☆話は最初に戻って、核融合発電でもプラズマを作ると言いましたが、プラズマテレビと反対に、巨大な蛍光灯を作っていると想像してください。ただし温度は1億度に達するので、壁に触れてプラズマの温度が下がってしまわないように『磁場のかご』を使って空中に浮かせる必要があります。
☆話は最初に戻って、核融合発電でもプラズマを作ると言いましたが、プラズマテレビと反対に、巨大な蛍光灯を作っていると想像してください。ただし温度は1億度に達するので、壁に触れてプラズマの温度が下がってしまわないように『磁場のかご』を使って空中に浮かせる必要があります。
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